ここでまとめたものは、もしも裁判となった時に有力な証拠となるものです。
これに関しまして、最新の情報などは弁護士さんや探偵さんのサイトに詳しく書かれていますので、そちらと合わせて参考にしていただければと思います。
とはいえ、私の方も、弁護士さん探偵さんから聞いたり調べたりしたことになるので、そこまで大きい違いはないとは思いますが…。
なにぶん、素人ということをご了承いただければと思います。
私の体験談もところどころ書いてあります。
あくまで個人的な見解・弁護士さんによっても偏りがあったりしますので、あくまで自己責任として慎重に証拠集めをしてくださいね。
有力な証拠になるもの
- 探偵の調査報告書
- 肉体関係のあったことがわかる物
(証拠写真・動画・音声・SNSのやりとり)
1.探偵の調査報告書
これは何よりも強い証拠になります。
第三者による分単位の時系列の報告書なので、裁判になった時とても強い証拠になります。
一般的には、ホテル出入りが2回取れれば強い証拠になると言われています。
一夜限りではなく継続して会っているということを証明できるからだそうです。
ちなみに、探偵社によって報告書の内容が全然違います。(経験済。泣)
安さだけで選ぶと報告書がずさんだったりして、いざ裁判の時に役に立たなかったりするので、気を付けてくださいね。
2.肉体関係のあったことがわかる物
これはリアルな証拠になりますが、写真・動画・音声・SNSのやりとりなどで、実際に肉体関係があったと思われる内容のものに限ります。
写真・動画は実際に肉体関係がわかる物のみとされていて、デートとか、キスとかでは、肉体関係ではないので強い証拠にはならないと言われました。
自宅や車にカメラを仕込んでおいて、撮影成功したという話も結構ありますが…。
そんな証拠、なかなか撮れるものではないので、一般的にはスマホの中とかにあったら…って感じですね。
スマホがみられる場合は、ゴミ箱フォルダの確認も忘れずに。
意外と消し忘れが多いので証拠が入ってることも。
実際、私の旦那も消し忘れてました。
(浮気相手とやり取りしてたチ〇コの写真残ってた。爆)
音声は、自白した内容か、実際にしている音声。
(生々しいの聞いちゃったらトラウマだよ…。)
ボイスレコーダーを仕込んだりとか。
(家・車など共有の資産であれば自分で仕込んでも大丈夫とのこと)
SNS、LINEのやり取りも、肉体関係がわかるやり取りのみ。
イチャイチャしてるような内容は、証拠にはならないんですって。
それってどうなの?めっちゃ腹立つ。
SNSやLINEでのやり取りを記録するときは、スマホ画面ごと動画で撮っておくのが◎。
写真だと改ざん可能ということで、動画より信ぴょう性が下がるそうです。
一度にみられる範囲ごとに指を止めて、また次の範囲に移って止めて…と、一秒くらい止めながら移すと、後でゆっくり確認しやすいし、スクショ(画面撮影)して写真としても残せるのでオススメです。
ボイスレコーダー代わりに最適なアプリ
このアプリ、スマホがボイスレコーダーになります。
ぶっちゃけボイスレコーダーも使いましたが、こっちで録音した方が良く録れてて聞きやすかったです。無料で使えます。
短時間、話し合いの時などであれば使いやすいと思います。
それだけでは少し弱い証拠
一つ一つは弱いですが、他の証拠と合わせることで強い証拠に化けます。
なので、できるだけ多く集めるに越したことはないです。
- ホテルなどの領収書
- クレジットカードの明細書
- カーナビ、ドライブレコーダーの記録
- GPSの記録
- SNS、LINEなどのやり取り(動画撮影がベスト)
- キス・抱き合ってる写真
- 日記
日記は色々役に立つので、ほんとにオススメします。
1.ホテルなどの領収書
ぶっちゃけ、そんなの持ち帰るバカな人、いるの?
って思ったものですが、たまにいるみたいです。笑
デートなんだろうな~って領収書はたくさん見つけました。東京タワー×2人とか。笑
もちろん全部撮影して証拠として残しました。
2.クレジットカードの明細書
細かくチェックすると怪しい購入記録が見つかったりするとか。
相手とのデートとか、贈り物とか。
3.カーナビ、ドライブレコーダーの記録
車関係わかる人だとオススメです。
ドライブレコーダーで証拠を録画したという強者も。
私は免許も持ってなかったので、ここら辺は全くできずでした…。
4.GPSの記録
- 行動パターン
- 待ち合わせ場所
- ホテルの場所
- デートコース
- 相手の自宅割り出し
など、濃い情報が手に入ります。
この情報をもとに、探偵さんへの依頼日をピンポイントに頼んで費用を最小限にすることも可能です。
私もGPSがなかったら、もっと費用がかさんでいたと思います。
(ちなみに、GPSで追っかけてデート現場に突撃しました。笑)
5.メール、SNS、LINEなどのやり取り
肉体関係を持ったと思われるやり取りがあれば一発で証拠になります。
が、そんな証拠を残すおバカさんは少ないと思われるので、なかなか見つかりにくいと思います。
ただ、
- いつから関係が始まったのか
- どういうパターン・間隔で会ってるのか
- 相手の勤務先、住んでる場所、家族構成、名前
といった、行動パターンや相手の濃い情報がわかることも。
探偵や弁護士などに頼む際に有力な情報があると、費用も少なく済んだり、慰謝料の額にも影響したりするので、大事な証拠です。
先にも書きましたが、メール・SNS・LINEのやり取りはスマホごと動画撮影がベストです。
6.キス・抱き合ってる・デートの写真
ほんと頭にくるんですけど、裁判となったらあんまり役に立たないと言われました。
大の大人が、二人で手つないで歩いてキスしてても浮気の証拠にならないって…。
どうなのよ…。
私の場合、1回目はデート&キス現場の報告書で、あまり役に立たないかと思われましたが、その後キチンとホテル出入りの証拠が取れたため、継続的に会っていることを証明できる強力な証拠にレベルアップしました。
なので、もしキスとかデートとかの写真が撮れたら、大事に持っておいた方が良いです。
7.日記
- 帰宅時間
- 勤務日(出張・休日出勤・残業など)
- おかしかった様子
- 違和感を感じたこと
- 怪しいこと
- コンドームの数
- プレゼントなどのチェック
頭がカッカしてるし、眠れないし。
知らないふりして証拠集めてる中、本人のアホな顔見てると超絶イライラするしで…。
色んな事がけっこう抜けたり、忘れたりしやすかったです。
とにかく眠れないから、常にボーッとしてました。
家事も料理もやる気が出ず、買い物も一苦労なくらい。
細かく日記に残しておいたのですが、読み返してやっと思い出すっていう事もけっこうあって。
記録しておくと、この日が怪しいかも…?
とかで、調査日を決めるのにも役に立ったり。
なにより自分の苦しい気持ちとか、今後のこととか、後で読み返して冷静に考えるきっかけにもなったりしたので、すごく役に立ちました。
オススメします。
ちなみに、私はスマホのカレンダーアプリに日記を書いてましたが、同じアプリで旦那と浮気相手も共通の予定を入れていて。笑
しかも旦那のスマホみられる状態だったので、デートした日・Hの回数など筒抜けでした。爆
証拠集めの際に絶対にやってはダメなこと
- スマホへ浮気アプリなどを勝手に入れる
- 自分の物ではない物にGPSやボイスレコーダーを付ける
- 自分での尾行・追跡
- 浮気相手への恐喝、脅し、暴力
1.スマホへ浮気アプリなどを勝手に入れる
これは刑法168条の2【不正指令電磁的記録併用罪】という犯罪になるということで、もしも裁判になった際に相手から訴えられてしまうというリスクがあります。
お互い同意のうえでインストールするのであれば問題ないと言われてますが、後からインストールしてもらうのは難しいですよね…。
スマホのチェックも【不正アクセス】として訴えられる場合もあると言われています。
私の場合はスマホのチェックが出来たので、グーグルマップでの位置情報確認、SNS、LINEのやり取りなど全て動画撮影して証拠を取ってました。
で、不正アクセスの件が心配になって弁護士さんに確認したんです。
れっきとした証拠が入ってた場合は、黙認されることが多いと弁護士さんから聞きましたので、最後まで証拠を集め続けました。
あくまで個人的な見解・弁護士さんによっても偏りがある返答だと思いますので、スマホチェックの場合は自己責任として慎重に証拠集めをしてくださいね。
2.自分の物ではないものにGPSやボイスレコーダーを付ける
- 会社の敷地、車
- 浮気相手の敷地、車
- 相手実家の敷地、車
- 別居中の相手家、車
とにかく、夫婦共有の家、車ではないものに付けるとダメ。
特に別居中の場合は要注意。
3.自分での尾行・追跡
自分での尾行・追跡って、本当に難しかったです。
デート時に突撃しましたが、GPSがあったから何とか追えたって感じで…。
車移動となると、本当に難しいと思います。
一度バレたり勘ぐられたりすると、会う時も警戒されるので、いざ探偵さんにお願いして証拠を取ろうとしたときに難しくなって費用がかさんだりっていうことも多いそうです。
すでに十分証拠をつかんであったり、きついお仕置きさせるためだったり…と、目的がはっきりしてる時以外はやめておいた方が良いと思います。
信じられないけど逆切れする人もいるらしいしね…。
4.相手への恐喝・脅し・暴力
ここはかなりデリケートです。
相手が知識あったりすると、揚げ足取られて反撃されたり、逃げられたりする場合もあるそうです。
ちなみに私は弁護士に頼むのは最終手段と考えていたのですが、相手も若く知識もなかったおかげで、示談でやってみたらすぐに話が付いちゃいまして。ラッキーでした。
とはいえ精神的なダメージは大きかったです。
相手との支払いの連絡のやり取り、契約書の作成、会ってサインしてもらう…など、かなりハートをえぐられました。
極めつけは、支払い後も隠れて連絡取り合って、会ったりもして…と、裏切られまくりで。
超絶にはらわた煮えくりかえりました。
お金出せるのであれば、弁護士さんに間に入ってもらって対応してもらうのが、一番精神的にダメージ少ないと思います。
まとめ
- 法律関係にはとくに注意
- スマホの証拠はスマホ本体ごと動画撮影
- 細かい証拠もすべて撮影しておく
- 日記は絶対に役に立つ
重要なのポイントは上記4点かな…と。
ぶっちゃけ、知らないふりして証拠集めしてる時が一番きつかったです。
毎日スマホ盗み見してる罪悪感もあったし、眠れないし。
探偵さんのアドバイスで、診断書もらうために心療内科へ行って、睡眠薬をはじめて飲んだときはビックリしました。飲んだらすぐに眠れるんだもん。
次の日、体も頭もかなりラクになってて、睡眠って本当に大事なんだな…って実感したのを覚えてます。
そこら辺のことも、今度記事に残しておきますね。
証拠集めは本当に疲れます。頭も体も心も。
ちゃんと食べて、できるだけ寝て、自分の体を大事にすることも忘れないでくださいね…。
難しいっていうのもわかってるけど…。無理しないで…。
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